もの盗られ妄想の具体的対応方法
今回は「もの盗られ妄想の具体的対応方法」について投稿します。
もの忘れは認知症の代表的な症状です。
なかにはもの忘れによって大切なものをどこかに置き忘れたときに、条件反射のように「盗られた」と考えてしまう人がいます。
「自分がなくすはずがないのだから、誰かが盗ったのだろう」という単純な思考です。
この場合、外から泥棒が入ったと思い込むこともありますし、身近な人が犯人扱いされることもあります。
この時、犯人扱いされてしまった人は納得がいかないでしょう。特に日頃一生懸命介護をしている人は大きなショックを受け「私ではない!泥棒扱いするなんてひどい!!」と反論したくなってしまいます。
しかし、本人は「盗まれた自分こそが被害者だ」と思っているので、まともな反論は逆効果です。
むしろ、大切なものを盗まれたうえに、無礼な扱いを受けたことを理不尽に感じ、被害的な妄想に拍車がかかってしまいます。
多くの人は、「もの盗られ妄想」が見られた時、自分を守るためにまともな反論をしてしまい、口論となってしまいます。
この時、「泥棒」とインプットされてしまい、関係を修復することが難しくなります。
では、「もの盗られ妄想」が見られた時、どのように対応すれば良いのか、私が実際にあった事例で体型的に説明をしています。
暇なときにでも見に来ていただけたらと思います(^ ^)