怒り出して手がつけられなくなった時の対応方法
今回は怒り出して手がつけられなくなった時の対応方法について投稿します。
認知症の影響で、性格に変化が出ることもあります。とくに怒りっぽくなってしまう人はどう対応したら良いのでしょうか?
認知症で怒りっぽくなってしまう人の特徴の共通点があります。
①仕事人間で趣味が少ない人
②友人が少なく、社交性がなく笑わない人。
介護をしていて突然怒られると理不尽に感じます。しかし本人が怒っているのは、自分自身の不甲斐なさに対してなのです。介護者はそれを理解することが重要です。
今回も動画やイラストを使って、わかりやすく説明しています。時間がある時にでも見て頂けたらと思います(^ ^)
入浴や着替えを嫌がる時の対応方法
今回は入浴や着替えを嫌がる時の対応方法について投稿します。
家庭での介護において、多くの人が悩んでいるのが入浴。普通の入浴介助だけでも重労働なのに、拒否があると、とても大変です。
また、介護施設で働く介護職員も入浴拒否があり、どうやって入浴してもらうか悩んだことがある人も多いと思います。
認知症の方が入浴や着替えを嫌がる時にどのように対応すればよいのか、経験談を交えながら伝えていますので、参考にして頂けたらと思います。より良い対応方法が見つかるヒントになれば幸いです。
時間がある時にでも見ていただけたらと思います(^ ^)
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「同じことを繰り返し言う」時の対応方法
今回は「同じことを繰り返し言う」時の対応方法について投稿します。
実害は少ないように見えて、毎日続くと介護者には大きなストレスが溜まる「繰り返し」はどう受け止めれば良いでしょうか?
認知症になると最近のことを忘れてしまい、昔のことは比較的細かく覚えています。
私の経験から「繰り返し」出てくる話は「生き甲斐を感じていた時代」「苦労していた時代」が多いです。5分前に話したことでも、すっかり忘れてしまい、何度も話してしまいます。
1回や2回は笑顔で聞くことができても、5回、6回と続くと、つい「その話は聞きました」「またですか」などと話を切り上げたくなってしまいます。
しかし、本人は話した記憶がないので、せっかくの話を冷たい対応で聞いてもらわなかったという不満が残るだけです。
動画での具体的対応方法や私の経験談を交えて、わかりやすく説明しているので、参考になればと思います。
時間が空いているときにでも、見て頂けたらと思います(^ ^)
「もの忘れ」に対する良い対応と悪い対応
今回は「もの忘れ」に対する良い方法と悪い方法について投稿します。
お年寄りのもの忘れの特徴は、最近のことを覚えていられないということです。はるか昔のことは結構詳しく覚えているのに、たった今起こったばかりの出来事を覚えていられません。
記憶は「記名」「保持」「再生」というメカニズムで構成されています。年をとると、入り口にあたる記名力が突出して衰えるのです。
若くて記憶力の良い頃は、新しいことをどんどん「記銘」できます。しかし、年老いて記銘されなかった出来事は、「保持」も「再生」もできないのですから、最近のことほど忘れやすいのは自然なことなのです。
「もの忘れをする本人が周囲に助けを求められる環境がある」「介護者が気がついて上手く助けられる」ことがポイントです。年をとって「もの忘れ」が始まったら、周囲に助けを求められる環境を作ることが重要になります。
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徘徊」は認知症の人にとって目的と理由がある
今回は「徘徊」について投稿します。
見当識障害や記憶障害などの中核症状出現の影響や、ストレスや不安などが重なって、絶えず歩き回る「徘徊」が起こることがあります。徘徊という言葉を辞書で引くと「目的もなくうろつき回ること」と書いてあります。しかし、認知症の方が行う徘徊の多くは、はっきりとした「目的」があります。
確かに一部の徘徊には特に目的らしいものが見当たりませんが、それはそれで人間的な行為だといえます。
出て行く認知症の方は、ここが自分のいるべき場所ではないと感じているのです。それを教える非言語的な訴えが徘徊ですので、介護者はそのたびにケアを見直さなければなりません。
ユマニチュードを実践している釧路市のグループホームの職員さん達は、徘徊をしている利用者さんに対して、「行動を抑止することはストレスになる」と考えており、リスクがないように配慮しつつ、気持ちに寄り添いながら対応しています
魔法?奇跡?認知症の介護技術「ユマニチュード」とは?
今回は「ユマニチュード」について投稿します。
「ユマニチュード」という言葉を初めて聞く人も多いと思います。フランス生まれの新しい認知症ケアの手法で、今ではドイツやカナダでも導入され、世界中に広まっています。
「ユマニチュード」とはフランス語で「人間らしさへの回帰」を意味し、イヴ・ジネスト氏とロゼット・マレスコッティ氏によって作り出された認知症ケアの技法です。
このユマニチュードの狙いは認知症高齢者のコミュニケーションの改善です。
この手法でケアすると、治療やケアに拒否的、暴力的だった認知症の方が穏やかにケアを受けるようになったという変化が多くみられています。ユマニチュードの技術があれば、本人の望まない強制的なケアをなくすことができるのです。